根面被覆術による歯ぐきの退縮改善の症例

歯周病治療2025.05.11

(40代・女性)

「歯ぐきが下がってきたように感じる」「しみることがある」
というお悩みで来院された患者さまの症例をご紹介します。


■ 初診時の状態

左下の小臼歯部で 歯肉退縮(歯ぐきが下がった状態) がみられ、
根元の象牙質が露出していました。
冷たいものがしみる症状もあり、審美面と機能面の両方に影響が出ている状態でした。


■ 治療内容:根面被覆術

歯ぐきが下がった部位を改善し、露出した根面を覆うために
根面被覆術(歯周形成外科) を行いました。

歯肉を移動または移植し、歯の根元を覆うことで、
歯ぐきの位置の改善と知覚過敏の軽減を目的とした処置です。


■ 治療後

手術後、露出していた部分がカバーされ、
歯ぐきのラインが整いました。
見た目の改善に加え、症状の安定を図ることができました。

※治療結果には個人差があります。


■ 費用(自由診療)

根面被覆術:88,000円(税込)/1歯
※保険適用外の治療です。


■ この処置のポイント

  • 露出していた象牙質を歯ぐきで覆うことで、
     審美性の改善だけでなく、しみる症状の軽減につながることがあります。

  • 適応には個人差があり、歯ぐきの厚みや骨の状態などを確認した上で判断します。


■ 注意点・リスク

  • すべてのケースで歯ぐきが十分に回復するとは限りません

  • 結果は歯ぐきや骨の状態・生活習慣に影響されることがあります

  • 術後は正しいブラッシングとメインテナンスが重要です

  • 刺激や腫れが一時的に出ることがあります


■ まとめ

歯ぐきが下がると見た目だけでなく、しみる症状や歯の寿命にも影響が出る場合があります。
気になる症状がある方は、まずは診査・診断の上で適切な治療方法をご相談ください。