歯の白斑(ホワイトスポット)に対するICON(アイコン)治療
ホワイトスポットホワイトニング2024.10.05
30代女性
前歯の白斑が気になる
上顎6前歯の先端付近にホワイトスポット(白斑)を認めます。
多くの場合、白斑はエナメル質形成不全が原因で、虫歯の様に削って樹脂を詰めることは推奨されていません。
■ ICON(アイコン)とは
ICON(アイコン)は、歯を削らずに行う“浸潤型治療”のひとつで、
初期むし歯(エナメル質内の脱灰)やホワイトスポット(歯の表面の斑模様)に対して使用される治療法です。
もともとはカリエスリスクの高い若年者の初期う蝕管理を目的に開発された治療で、
歯の表面の微細な欠陥部分へ低粘度レジンを浸透させて硬化させます。
歯を削らないため、歯質の保存を最優先する場合に選択されることがあります。
■ ICONの適応
次のような状態に対して使用されることがあります:
- 初期むし歯(エナメル質内の脱灰)
- ホワイトスポット(矯正後などにみられる白斑)
- 初期の変色や石灰化不全による白濁
- う蝕進行抑制を目的とした初期病変の管理
※状態により適応とならないことがあります(診査・診断が必要です)。
■ ICON治療の流れ
- 診査・診断
視診・口腔内写真・必要に応じてレントゲン撮影を行い、適応を判断します。 - 歯面処理
薬剤を用いて、浸潤が可能な環境を整えます。 - ICONレジンの浸潤
低粘度レジンを歯面に浸透させます。 - 光照射による硬化
内部に浸透したレジンを硬化させます。 - 仕上げ(研磨など)
歯面を整えて終了します。
治療は 1回で完了することが多い 方法です。
■ 治療期間・回数
- 治療回数:1回(1時間程度)
- 状態により複数回の処置が必要となることがあります。
■ 費用(税込)
- ICON治療(1回):55,000円(税込)
※症状や範囲により、適応外・追加処置が必要になる場合があります。
■ 主なリスク・副作用
- 効果には個人差があります
- 白斑・変色が残る場合があります
- 再発や後戻りが起こることがあります
- 深いむし歯や象牙質に及ぶ病変には適応できないことがあります
- 薬剤による一時的な刺激感が出る場合があります
■ 注意事項
- ICON治療は自由診療(保険適用外)です
- 状態によっては他の治療法が必要となる場合があります
- 初期むし歯など病変の進行状況により適応は異なります
- 治療結果・経過には個人差があります





