いびきだけではありません|睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?

スタッフブログ2026.09.14

「家族から、寝ている間に呼吸が止まっていると言われた」
「いびきが大きい」
「しっかり寝たはずなのに、昼間に眠い」

このような症状の背景に、**睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)**が隠れていることがあります。

特に多いのが、睡眠中に舌や軟口蓋などによって上気道が狭くなり、呼吸が止まったり浅くなったりする**閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)**です。

睡眠中は筋肉がゆるむため、舌がのどの奥へ下がりやすくなります。もともと下あごが小さい方、肥満傾向のある方、鼻づまりのある方などでは、気道がさらに狭くなることがあります。日本睡眠歯科学会でも、いびきは狭くなった上気道を空気が通過するときに生じ、舌根沈下などがその一因になると説明されています。

睡眠時無呼吸があると、睡眠中に何度も覚醒反応が起こるため、「寝ている時間は長いのに十分休めていない」という状態になります。朝の頭痛、日中の眠気、集中力低下などにつながることがあります。また、高血圧や心血管疾患などとの関連も知られています。

ただし、いびき=睡眠時無呼吸症候群ではありません。 診断には医療機関での睡眠検査が必要です。自宅で行う簡易検査や、必要に応じてPSG(終夜睡眠ポリグラフ検査)などが行われます。

ごこちデンタルクリニックでは、睡眠時無呼吸症候群と診断された患者さんに対して、医科と連携しながら歯科で行える治療の一つである**スリープスプリント(口腔内装置)**にも対応しています。

気になる方はお気軽にお問い合わせください。